
こんにちは!川島織物セルコンでオンラインショップを担当しているスタッフKです。
前回に引き続き、ユニットラグのお手入れについてご紹介します。
今回は後編のペットのいる家庭でのお手入れと商品開発メンバーに聞いたお手入れのコツをお送りいたします。
是非最後までご覧ください!
前回のブログはこちらから
→ユニットラグのお手入れをしてみよう 前編:日々のお手入れ・食品のシミのお手入れ編
1.ペットの嘔吐、粗相のお手入れ
ワンコやにゃんこは、爪があったり、肉球の間の毛が伸びていたりすると、フローリングでは滑ってしまいます。フローリングの状態で、室内でボール遊びをしたり、ソファなどの少し高い位置から飛び降りたりを繰り返すと、腰や足の関節に負担がかかります。
そういうこともあって、ワンコやにゃんこを飼われている多くの方に使用いただいているのがこのユニットラグになります。
そして、このユニットラグは、タイルになっているので部分的に取り外し、その一枚を洗えるのが大きなメリットとして、多くの愛犬・愛猫ユーザーの方に支持いただいております。
「洗えるのはわかったけど、どんなお手入れをしたらいいの?」とお問い合わせをいただくことがあるので、今回は実際にお手入れした内容をお伝えします!
と言っても、スタッフKはお家にインコちゃんしかいないので…ワンコが家族にいる、NさんとEさんに協力してもらいました。
ワンコやにゃんこは少し体調を崩したときや空腹のとき、異物を食べたとき、そしてにゃんこは、毛づくろいの際に飲み込んだ毛が胃の中で絡まって毛玉を吐くときに、嘔吐することがあるそうです。
今回は体調が悪かった際の嘔吐時のお手入れについて聞きました。ただ、嘔吐後はまずは愛犬・愛猫の体調を優先して、必要に応じて病院に連れて行ってくださいね。
①洗ったタイミング | 10月に嘔吐し、その場でぬれたタオルで拭き掃除をするものの、少し薄茶色に汚れが目立つため2か月後に洗った |
②洗った場所 | 洗面ボウル 単水栓でシャワー機能はないものの、結果として広がらず必要箇所の部分洗いができた 濡れる範囲が限定されるので、シャワーである必要はないと感じた |
③洗い方 | ブラシなどは使用せず、水洗いかつ手で該当部分(角部分)を少し入念に擦る程度で洗浄 洗面台の光の加減で落ちているようには見えたが、乾いたときに少し残っている場合は、食器洗剤(中性洗剤)にて洗浄予定 表面は水洗いした部分がほぼわからない状況だったが、背面部分で洗った箇所がわかった |
④水の切り方 | 該当箇所をタオルにてふき取り、水気が取れたと思いきや、風呂場のタオル掛けに、該当部分を下になるように掛けた途端水滴が下に落ち始めた 今回は必要箇所のみの洗浄だったので、約10分程度で水の滴りは無くなった |
⑤干し方 | 使った道具:ズボンハンガー(金属製とプラスチック製のもの) 金属製のズボンハンガーとズボンクリーニングの際にクリーニング屋から付いてきたプラスチック製のものを試しましたが、2つとも落ちることはありませんでした |










Nさん👦の感想 -------------------------------------
事前に(台所用の)中性洗剤は用意をしていましたが、今回は水洗いのみ。洗浄そのものが、時間がかかるなど手間かと思いましたが、洗浄時間は約5分程度、浴室に干すのも2分程度と約10分程度で洗浄ができました。
これが洗剤を使用すると、恐らく洗剤をしっかりと取るためにすすぎに時間がかかると思います。
これがもっと落ちにくい汚れであれば、洗剤の用意などを事前にしておかないと、室内を歩き回るなど、洗浄後の掃除も発生するかもしれませんね。ユニットラグの嘔吐部分はほぼ綺麗になっており、簡単に落とすことができました。
数日間洗っているユニットラグの箇所を空けたままにしている点がやや難点。うちのフローリングが滑りやすいので、その箇所だけが滑ってしまいます。
最低1枚スペアを持っていると安心ですね。ユニットラグでの生活に慣れてしまっているのであれば特に。
また、時間が経過するとユニットラグ同士がしっかりとはまっているためか、該当のユニットラグを一か所だけ取り外すのが意外と取りにくいと感じました。その時はパイルをつまんで、もしくは養生テープ等を使用し少し持ち上げ、定規などで境に差し込んであげると良いのかもしれないですね。
(爪でやると爪が折れてしまう可能性があるので、くれぐれもご注意ください)
洗うということではさほど手間ではないけども、汚れの内容によっては、洗剤の用意など手間が発生する可能性があるため、事前に用意すること、また洗浄後は水が滴り落ちるので、バルコニーの水栓(そのまま干せるため)、洗面所及び風呂場(一時的に干せるため)を使ってあることをお勧めします。
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基本的なお手入れは前回と同じでしたが、水分をきるのにタオル掛けを使用するのはいいアイディアだと思いました!浴室のタオル掛けなら、下に水が落ちても問題ないですね。
今回Nさんは嘔吐による汚れでしたが、トイレの粗相のお手入れも気になります。
トイレの粗相だと下記の方法になるようです。こちらもご参考になさってくださいね。
トイレの粗相のお手入れ方法
おしっこの成分は、95%ほどが水分で、あとは尿素やアンモニアなどの老廃物になります。臭いの原因のほとんどは、アンモニアです。
そのアンモニアは、アルカリ性なので、その反対の性質である「酢水」もしくは「クエン酸」で掃除するのが効果的です。
【おしっこ掃除のポイント】
1)まず、出来るだけ布かタオルで汚れを吸い取ります。
2)酢と水を1:1で混ぜた「酢水」をスプレーでシュッシュとします。
※水200mlにクエン酸小さじ1を溶かしたものでもOKです。このとき、ぐっしょりとぬれてしまうほど、多めにスプレーし、酢水を染み込ませるため10分以上そのままにしてください
3)再び、きれいな布かタオルでよくふき取ります
4)再び、酢水をたっぷりスプレーし、その上に乾いたタオルを乗せしっかり、酢水を吸い取ってください。
それを何度か繰り返してください。
※それでもダメな時
■汚れをしっかり取り除いた後に、スチームアイロンなどで熱を加えることも効果的です。ゆっくりスチームアイロンをすれば、臭いも落ち、殺菌もできます。
■酢水を吸い取ったら、湿っている部分に少量の重層を振りかけます。重層は昔から匂いを中和する働きがあるといわれています。約15分ほどそのままにし、15分たったら、掃除機で重層を吸い取ります。
2.開発メンバーに聞いたお手入れのコツ
ここで、ユニットラグを開発している商品開発のEさんに、ユニットラグをお手入れするコツを聞いてみました。
(ちなみにEさんもご家族に2匹ワンちゃんがいます)
Eさん👨のコメントーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まずお手入れする水の温度ですが、冷たいものよりも手で触れるくらいのぬるま湯で洗っていただいた方が落ちやすいです。汚れによっては水だけである程度落ちる汚れもあります。是非試してみてください。
また、我が家ではユニットラグはソフティラインをしているのですが、ペットの粗相等があった時はニオイも気になるので香り付きのボディーソープで洗っています。(水でまず洗い、ボディーソープで2回、計3回くらい)ニオイが軽減すると同時に毛先がすこしふんわりと仕上がります。
お手入れの場所やタイミングですが、夜お風呂に入る前に浴室でユニットラグを洗います。広い場所でシャワーで洗え簡単です。
洗い終わったらある程度しぼり、タオル掛けに斜めになるよう一晩置いておくと、翌朝干す時には結構水が切れているので効率的でおすすめです。
急ぎたいときはドライヤーを使用し、そのあと干していただくとより早く乾きますよ。
完全に乾燥していないと変形や変色、またカビ・臭いが発生する恐れがあるのでしっかり乾かしてくださいね。

※画像はトランスミット2です

我が家もペットがいて、ユニットラグを使用しており、ユーザー目線で見ると
犬側から見たとき :ソファから飛び降りるときのクッション性、走り回っても滑りにくい → ペット自体の負担軽減
飼い主からみたとき:飼育に対する様々な心配事の軽減と1枚単位で洗えること → 飼育に対する安心感がある
と感じています。
我が家は犬ファーストなので、フローリング部分は少ないですが、ユニットラグは、おしゃれな空間がつくれるので、人とペットにとって安心・安全・快適+おしゃれな空間を演出できます。
これからも皆様に喜んでいただける商品開発を進めていきます。
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いかがでしたでしょうか。
前編・後編を通してお伝えしたいユニットラグのメリットは、
日々の掃除はもちろん、汚れたところだけを洗えるのでお手入れが簡単で便利だということです。
お手入れのコツさえ押さえておけば、ラグを洗うハードルがグッと下がり、こまめにお手入れができることでご家族全員気持ちよく使えますね。
汚れによっては完全に落ちない場合もありますが、スペアや追加でご購入いただく事で、ラグ全体を交換する必要もありません。
また、色違いで追加購入していただくと、置き方アレンジもできるので気軽に模様替えもできますよ♪
使うほどに商品の良さを実感できるユニットラグを、是非オンラインショップでご覧ください!
今回ご紹介した汚れ以外のお手入れ方法についてはユニットラグのカタログにも載っていますのでこちらも参考にしてくださいね。
(37ページからがお手入れ方法です)
それでは次回もお楽しみに!!