
こんにちは!川島織物セルコンでオンラインショップを担当しているスタッフKです。
春は進学や就職、転勤に伴う引っ越しなどで環境が変わり、「新しい生活」がスタートする季節ですね。
「新しい生活」を迎えるにあたり、様々な生活必需品の準備も必要となります。 例えば家具、家電、そして…カーテンも必須です。カーテンの用途としては、装飾はもちろん、外部からの視線を遮る、光などでの日焼けを防ぐ、外気の影響を受けにくくするなど様々な役割があります。
カーテンは必ず家に存在し、いつも身近にあるけれど、新しく購入するとなった時に 「どう選んだらいいの?」「サイズは何があるの?」と分からないことも意外と多いです。
今回は転勤族でカーテンを購入する機会の多いスタッフKが、自宅用にカーテンを作ってみたのでその内容をご紹介いたします。
新しいカーテン選びの参考になれば幸いです。
1. 生地の選び方
まず生地選びです。 お部屋の印象が変わるので重要です。
スタッフKは明るい木目の家具が多く、シンプルなインテリアが好みだったのですが、華やかさをプラスした雰囲気にしたくて
ツイード調のピンクのドレープカーテンにしました。
ピンクを使うのは初めてだったのですが、多色の糸を使用していて甘すぎないピンク、主張しすぎない無地なので
これならお部屋やインテリアアイテムに合うかも!と決めました。
レースカーテンは閉めた時圧迫感が出ないように、透け感のある麻のような素材感の生地に。
日中日差しが強いため、少し光が押さえれるように、淡いグレーカラーにしました。
ラグやクッションにもグレーを使っている為インテリアにつながりが出て、ピンクとグレーの組み合わせも、落ち着いて上品な
お部屋になりそうです。
公式オンラインショップではドレープが22種類、レースが8種類ご用意がございます。(2025年3月現在)
■カーテンのページはこちらから
(”こちら”を押すとリンク先へ移動します)
生地にはデザインやカラーだけでなく機能、素材等、選ぶポイントがそれぞれにあります。
下記を参考に、ご家庭にあった生地を選んでみてくださいね。
デザイン ・ 色 | インテリアのカラー配分にはベースカラー70%、アソートカラー25%、アクセントカラー5%の「70:25:5」という黄金比率が基本とされており、 カーテンは25%のアソートカラーにあたります。インテリアの主役になる位置づけですね。 ただ色柄の好みで選ぶだけでなく、 目指すインテリアテイストやお部屋の雰囲気に調和するかを意識してみましょう。 また、カラーはお部屋だけでなく心理的にも効果をもたらすと言われています。気になる色で調べてもいいかもしれません。 |
機能 | 生活スタイル、お部屋の用途、周辺の環境にあわせて考えていきます。 例えば、窓の方角が東向きで、季節によってはゆっくり休めないから遮光のドレープ、人通りが多い窓で、日中視線が気になるから 外から見えにくいレースなど…。お手入れ重視の方はウォッシャブル対応の生地(ポリエステル100%)がおすすめです。 機能はついていれば便利ですが、それにより生地の風合いも変わりますので優先度はお住いの環境によります。 |
素材 | 日本では洗えることを重視する方も多いため、ウォッシャブル対応ができるポリエステル素材のものがほとんどです。 生地によっては糸の風合いを変えるためアクリルやレーヨンが加えられていたりすることもあります。 また天然素材のリネン(麻)やコットン(綿)などもありますが、環境やお手入れによって伸縮する場合があるので注意が必要です。 ポリエステルでもリネンライクな風合いの生地もあるため、「風合いを楽しみたいけどいざというときは洗いたい!」という方は そういった生地をおすすめします。 |
2.サイズの決め方、選び方
次いで重要なのが、ご家庭の窓にあったサイズを選ぶことです。
カーテンはカーテンレールに設置するため、レールの長さを測って決めていきます。
測り方はレールの横幅と、カーテンフックをかけるランナーの下から床まで(腰窓だったら希望の長さ)を測ります。




カーテンレールはコンベックス(巻尺・スケール)やカーテンレール専用メジャーで測ってください。
高い場所だと脚立を使用する場合もあるかもしれません。その場合は怪我のないよう気を付けながら測ってくださいね。
スタッフKの家のレール巾は187cm、ランナーの下から床までは206cmだったので推奨サイズは以下のようになります。
幅 | レール幅 187cm×1.05倍(ゆとり)=推奨仕上がり幅 196cm(1枚98cm) |
丈 | ランナー下から床まで 206cm-1cm=推奨仕上がり丈 205cm |
ぴったりのサイズで作ると美しい事はわかっているのですが…転勤族のKは今後も引っ越す可能性があるため、今回幅サイズはは200cm(1枚100cm)にしました。
サイズの差はあまり大きくなく、次の転居先のレール長さが前後する可能性が高いため、一般的な大きさにしてカバーできることを優先することにしました。
丈サイズはドレープは205cmが規格サイズがあり、レースはドレープと同じ長さにしたかったのでオーダーサイズとして注文しました。
スタッフKの注文サイズ:ドレープカーテン・レースカーテン共に幅200×丈205cm(幅100×丈205cmのカーテン2枚ずつ)
窓やレールの取り付け位置、家具の設置状況やご家庭での用途によって、合うサイズは変わってきます。
サイズの事でお困りの場合はお気軽に公式オンラインショップのお問合せフォームまでご連絡ください。
3.仕様(開け方、フック)について
サイズの他に決めるのがカーテンの開け方とフックの種類です。
規格サイズのカーテンは「両開き」、フックはドレープが「Bフック」、レースが「Aフック」となっています。
スタッフKの自宅の窓は引き違いの為、中心で開く「両開き」、フックはドレープカーテンを閉めた時レールを隠す「Bフック」、
レースは奥側の為レールに干渉しない「Aフック」が標準だったのでそのままにしました。


ここまでの測り方や仕様については、下記カーテンの測り方からもご確認いただけます。
■カーテンの測り方はこちら
(”こちら”を押すとリンク先へ移動します)
※掲載されている内容で一部対応できないスタイルもございますのでご了承ください。
オーダーサイズでご注文の場合は、窓の開き方によって「両開き」や「片開き」、またレールの形状によって「Bフック」と「Aフック」を選べますので、こちらもお悩みの場合はお問い合わせフォームにお気軽にお問合せ下さいね。
■お問合せフォームはこちら
(”こちら”を押すとリンク先へ移動します)
4.カーテンはどのように作られているのか
ここで、頼んだカーテンはどのように製作されるのかご紹介いたします。
今回、カーテンの縫製工場にお願いして、実際に製作しているところを見学させていただきました!
公式オンラインショップのカーテンは、ご注文いただいてから1点1点丁寧に縫製されています。
工程としてはたくさんあるのですが、今回はその一部をご紹介します。








ご紹介した工程は一部で、このほかにも細かい工程が色々あります。
オーダーカーテンは注文からお届けまで10日~2週間要しますが、この工程を経ているのだとわかると納得です。
2月から3月はお引越しシーズンなので、工場はいつも以上に忙しいそう…。
その中でも縫製工場のスタッフさんたちは丁寧かつ迅速に各工程を進めていました。
自宅のカーテンがスタッフさんたちの素晴らしい技術のもと出来ていくところを見て、とても感動し到着が楽しみになりました!
5.届いたカーテンの設置
工場見学の数日後、自宅にカーテンが届きました!
カーテンは箱で届きます。開けてみるときれいにプリーツたたみされたカーテンが入っていました。
カーテンには既にアジャスターフックがついているので、すぐに設置できます。


早速設置してみました。カーテンのbefore・afterはこちらです。


カーテンを変えるだけで、お部屋の印象が一気に変わりました!
空間が広く感じられるかな、と選んだすっきりしたフラットカーテンも良かったのですが、3つ山2倍ヒダでたっぷりとしたヒダのカーテンが窓にアクセントを与えてくれ、洗練された印象になりました!
(推奨幅196cmに対し200cmで取り付けましたが、私個人の感覚としては、ゆとりがありすぎるようには感じませんでした)
モノトーン調の糸をベースに、淡いピンクの糸がアクセントで入っている生地なので、周りのインテリアともなじみやすく、また淡いグレーのレースとの相性もぴったりです。
レースをグレー色にしましたが、日中は光の効果で暗くは感じず、落ち着いたやわらかい光が差し込みイメージ通りの仕上がりになりました。
夜、照明の下で見るとまた雰囲気が変わりました。2倍ヒダの為ドレープ(ヒダ)が深く、陰影がより強調され、豪華な印象に。
目的だった華やかなインテリアに一歩近づいた感じがします。どうでしょうか??

毎日朝カーテンを開けるとき、夜閉めるときの時間がいつも以上に楽しみになります。
いかがでしたでしょうか。
今回は「新しい生活」が始まるシーズンとして、カーテンをご紹介しました。
春はお引越し以外でも、模様替えでカーテンを変える方も多くいらっしゃると思います。
生地や縫製にこだわった、オンラインショップのカーテンを是非ご覧ください!
■公式オンラインショップ カーテンのサイトはこちら
(”こちら”を押すとリンク先へ移動します)