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ウィリアム・モリスは、19世紀の英国の工芸家、デザイナーであり、“近代デザインの父”といわれています。社会思想家、詩人などとしても知られ、その生涯の中で実に多彩な活動を行いました。“すべての装飾の仕事には、芸術監督が必要である”として、室内装飾の総合的なデザインに力を注ぎました。その活動はやがて“アーツ&クラフツ運動”として広がり、後世に大きな影響を与えました。100年以上経った今でも、豊かな英国の自然をモチーフにして創作されたパターンによる壁装やファブリックデザインは、多くの方々の心を捉え、愛され続けています。
英国で生まれ、時代を超えて川島織物セルコンの持つ織りの技術が融合したMorris Design Studio(モリスデザインスタジオ)のコレクションは、モリスのデザインとテキスタイルの特性を活かしたカーテン以外の商品も加わり、モリスの新たな魅力を生み出しています。
『レスターアカンサス』は、木版壁紙として1912年にウィリアム・モリスの一番弟子である、ジョン・ヘンリー・ダールがデザインしたものです。
大きくうねるアカンサスの葉、赤いカーネーション、丸くて黄色いメランポジウム(キク科の花)、ブルーで描かれているオダマキの花たちが表情豊かに描かれています。
デザイン自体が生地に織り込まれ、立体感と高級感のあるジャカード織りでアカンサスの葉を緻密に織り、柔らかなボリューム感を出すと共に、大胆な葉と小花の組み合わせで奥行きのある表現にしています。そうすることで、花が浮き上がり、リビングを和やかに彩ります。
サイズ説明
45×45cmは、小さめのソファーやベッドにも取り入れやすく扱いやすいサイズ感です。
抱えて身体の支えとして、膝上に置き肘の支えとして、背もたれとして等色々幅広くご使用頂ける定番サイズ。