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ウィリアム・モリスは、19世紀の英国の工芸家、デザイナーであり、“近代デザインの父”といわれています。社会思想家、詩人などとしても知られ、その生涯の中で実に多彩な活動を行いました。“すべての装飾の仕事には、芸術監督が必要である”として、室内装飾の総合的なデザインに力を注ぎました。その活動はやがて“アーツ&クラフツ運動”として広がり、後世に大きな影響を与えました。100年以上経った今でも、豊かな英国の自然をモチーフにして創作されたパターンによる壁装やファブリックデザインは、多くの方々の心を捉え、愛され続けています。
英国で生まれ、時代を超えて川島織物セルコンの持つ織りの技術が融合したMorris Design Studio(モリスデザインスタジオ)のコレクションは、モリスのデザインとテキスタイルの特性を活かしたカーテン以外の商品も加わり、モリスの新たな魅力を生み出しています。
『ゴールデンリリーマイナー』は、ブロックプリントの壁紙として1899年にウィリアム・モリスの一番弟子ジョン・ヘンリー・ダールによってデザインされたものです。
彼が描く植物のデザインは、モリスの一番弟子らしくモリスのフォルムに忠実に描きながらも、独自のアレンジを加えているのが特徴。
デザイン自体が生地に織り込まれ、立体感と高級感のあるジャカード織りの細かい柄表現と上品な光沢感をつけると共に、周囲に額縁を付けてることでラグジュアリー感を表現しています。
このラグはモール糸(シェニール糸)を使ったゴブラン織。
モール糸は、糸全体に直立した毛羽(花糸)のある飾り糸で、花糸を芯糸で挟み込んだ構造で、肌触りがよく、独特な光沢をもった糸で、この糸を使用した織物は、ふっくらとした厚みがあり、肌触りの良い繊細な織物になります。
裏面は床に優しい不織布仕上げ。滑り止め加工はなし。
カラーはブルーとアイボリーの2色展開
サイズ展開
サイズは4サイズ展開
140 cm×200 cm
200 cm×200 cm
200 cm×240 cm
200 cm×280 cm