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ウィリアム・モリスは、19世紀の英国の工芸家、デザイナーであり、“近代デザインの父”といわれています。社会思想家、詩人などとしても知られ、その生涯の中で実に多彩な活動を行いました。“すべての装飾の仕事には、芸術監督が必要である”として、室内装飾の総合的なデザインに力を注ぎました。その活動はやがて“アーツ&クラフツ運動”として広がり、後世に大きな影響を与えました。100年以上経った今でも、豊かな英国の自然をモチーフにして創作されたパターンによる壁装やファブリックデザインは、多くの方々の心を捉え、愛され続けています。
英国で生まれ、時代を超えて川島織物セルコンの持つ織りの技術が融合したMorris Design Studio(モリスデザインスタジオ)のコレクションは、モリスのデザインとテキスタイルの特性を活かしたカーテン以外の商品も加わり、モリスの新たな魅力を生み出しています。
『ブラックソーン』は、1892年にウィリアム・モリスの一番弟子ジョン・ヘンリー・ダールによって作成されたハンドプリントのデザイン。ダールの描いたブラックソーンのデザインは、モリスのレガシーとスピノサスモモやイヌバラが生い茂る生垣など、イングリッシュガーデンへのモリスの深い愛情が伝わってきます。
このマットはモール糸(シェニール糸)を使ったゴブラン織。
モール糸は、糸全体に直立した毛羽(花糸)のある飾り糸で、花糸を芯糸で挟み込んだ構造で、肌触りがよく、独特な光沢をもった糸で、この糸を使用した織物は、ふっくらとした厚みがあり、肌触りの良い繊細な織物になります。
薄手のタイプで、裏面は床に優しい不織布仕上げ。滑り止め加工はなし。
カラーはブラックの1色展開
サイズ展開
サイズは4サイズ展開
46 cm×70cm
60 cm×92cm
67 cm×123cm
90 cm×152cm