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ウィリアム・モリスは、19世紀の英国の工芸家、デザイナーであり、“近代デザインの父”といわれています。社会思想家、詩人などとしても知られ、その生涯の中で実に多彩な活動を行いました。“すべての装飾の仕事には、芸術監督が必要である”として、室内装飾の総合的なデザインに力を注ぎました。その活動はやがて“アーツ&クラフツ運動”として広がり、後世に大きな影響を与えました。100年以上経った今でも、豊かな英国の自然をモチーフにして創作されたパターンによる壁装やファブリックデザインは、多くの方々の心を捉え、愛され続けています。
英国で生まれ、時代を超えて川島織物セルコンの持つ織りの技術が融合したMorris Design Studio(モリスデザインスタジオ)のコレクションは、モリスのデザインとテキスタイルの特性を活かしたカーテン以外の商品も加わり、モリスの新たな魅力を生み出しています。
『マリーイザベル』は、刺繍として、1890年にウィリアム・モリスの一番弟子であるジョン・ヘンリー・ダールによってデザインしたものです。
大きな果樹、アカンサスの葉、チューリップが描かれており、もとは刺繍でしたが、ステッチの表現、ベースの素材感などの質感を作り分けることで、織物でしか出来ない表現にしています。
大きなリピートの大胆なデザインを刺繍ステッチのように見える織りで表現しています。
優美な「マリーイザベル」の柄を、デザイン自体が生地に織り込まれ、立体感と高級感のあるジャカード織りで表現しています。
サイズ説明
45×43cmは、縫い付けの紐で椅子にしっかりと固定して使えるダイニングシートクッション。椅子の座面に座った際のひんやり感や固さを軽減し、椅子全体のクッション性を補い、やわらかな座り心地になります。
※カバー取り外し可。