こんにちは。川島織物セルコン社員のよしのです。
こちらのブログへの投稿も今回で3回目となり、すっかり「きものブロガー」の気分です。
日々、きものと帯のコーディネートに思いを巡らせている私が、今回おすすめしたいのは
「Sumiko Honda」の名古屋帯です。
目次
Sumiko Hondaとは
Sumiko Hondaは、川島織物セルコンのインハウスデザイナー・本田純子が手がけるファブリックブランドです。
植物や自然現象をモチーフに、「四季を愛でること」をコンセプトとしたデザインが特徴で、カーテンやクッションなどのインテリアファブリックをはじめ、アートワークやバッグなどの小物にも幅広く展開されています。
愛用している「ソラリタ」との出会い
このSumiko Hondaのファブリックを用いた名古屋帯のシリーズがあり、私はその中でも「ソラリタ」を愛用しています。
社員として以前からこの柄は知っていましたが、帯として登場したとき、「斬新で遊び心のある帯」という強い印象を受けました。その新鮮さが、私のチャレンジ精神を刺激したのです。
魅力その1:インテリアファブリックならではの大胆なデザイン
この帯の魅力のひとつは、もともとインテリア向けに作られたファブリックを使用している点です。
グラリオサとラナンキュラスの花のシルエットが大胆に広がるデザインは、従来の帯のイメージを覆す新鮮さがあります。
「こんな帯は見たことがない。自分らしく着こなしてみたい」——そう思ったことが、購入の決め手となりました。

魅力その2:ポリエステル素材の実用性
もうひとつの魅力は、ポリエステル素材であることです。
正絹の帯に比べて比較的手に取りやすい価格帯であり、個性的なデザインにも気軽に挑戦できます。また、ポリエステルは水に強いという特長があります。
私は以前、ポリエステルの帯を持っていなかったため、日本舞踊のお稽古の日に雨が降ると、きものや帯が濡れてしまわないか心配していました。
そこで思いついたのが、「ポリエステルのきものにポリエステルの帯」という雨の日のコーディネートです。今では雨の日でも安心して和装を楽しめるようになりました。

中:萌黄色のポリエステル・色無地にブルー系の小物
右:紅藤の正絹・色無地に同系色の小物
…ベストマッチを探して
魅力その3:繊細で奥行きのある色彩
Sumiko Hondaのファブリックは、非常に緻密な織りによって繊細な柄を表現しています。
デザイナーの本田が手描きしたデザインを忠実に再現するため、多彩な極細の糸を使い分け、「風通織」などの技法で丁寧に織り上げられています。
生地を間近で見ると、一見単色に見える部分にも多くの色が使われていることが分かります。そのため、想像以上にさまざまなきものと調和します。
私は普段、色無地のきものに「ソラリタ」を合わせていますが、柄によっては小紋とのコーディネートも楽しめそうです。組み合わせの可能性が広がる点も、この帯の大きな魅力です。

快適に締めるためのコツ
この名古屋帯は総柄で厚手のしっかりとした織物のため、最初は張りが強く、やや滑りやすいと感じる場合があります。
その際は、手先を胴に巻くときなど、生地が重なる部分をクリップで留めておくと、生地が安定し、締めやすくなります。
新しいコーディネートの楽しみを
ぜひサイトをご覧いただき、お手持ちのきものとのコーディネートを想像してみてください。思いがけない、新しい組み合わせとの出会いがあるかもしれません。