―― 使い続ける帯も、手放す帯も、思い出を次につなぐひとときを ――

京都・鷹峯の名刹の一つ、寂光山常照寺にて、帯への感謝を表す「帯供養」を開催します。
今年は初の試みとして、和装文化・伝統文化に親しむ体験もお楽しみいただけます。着物姿の映える常照寺の美しい紅葉とともに、思い出に残るひとときを過ごしませんか。
ご参加いただける方を募集中です。
1. 帯供養とは

「帯供養」は、きものの帯の製造を手掛けるメーカーとして帯への尊敬と感謝の念を表すとともに、きものに触れる機会の創出も目指して開催しています。
◇三つの想い
帯供養には、
・現在お使いの帯をこれからも愛用するための供養
― 使い続ける帯に「ありがとう」の気持ちを伝える
・手放す帯のための供養
―帯に感謝し、整理・処分の機会に
・帯を次の人につなぐための供養
―新しい使い手への譲渡、大切な帯に新たな道を
など3つの考え方があり、現在お使いの帯を今後も使用したい方、また帯を手放すことをお考えの方、帯を次の使い手へとつなぐことをご希望の方に向けて開催しています。

◇ご参加に関して
供養対象の帯は、当社製(川島織物ブランド、じゅらくブランド)、他社製を問わず広く募集します。
また、帯の写真での供養も可能です。申し込みは専用フォームより、受け付けます(ご応募は一般の方に限らせていただきます)。
供養対象の帯が無くても本行事にご参加いただけます。
2.紅葉が美しい京都の秋と 寂光山常照寺
寂光山 常照寺は、書家・陶芸家・漆芸家などとして知られる本阿弥光悦とその養子・光瑳により建立された寺院。諸芸能に秀でた二代目𠮷野太夫にも所縁があり、境内には二代目𠮷野太夫が寄進した山門「𠮷野門」やお墓があります。また、京都の紅葉の名所としても知られています。
きもの姿が映える、寂光山常照寺の美しい紅葉とともに思い出に残るひとときをお過ごしください。

3.和装や伝統の文化に親しんでいただける体験
・嵯峨御流いけばな×川島織物の帯展示&技術者による帯製織実演
嵯峨御流いけばなと川島織物の帯コラボレーションをお楽しみいただけます。また、技術者による帯製織実演を間近で見学いただけます。

・“帯供養開催日限定” 御朱印
帯供養開催日のみ授与する限定御朱印が登場します。
寂光山常照寺に所縁のある二代目𠮷野太夫や吉野格子の帯をデザインしました。この日限りの御朱印で思い出を形にしませんか。

・写真家-三宅徹氏による着物姿撮影
帯供養参列者限定で、写真家-三宅徹氏による着物姿撮影を実施します。
ご希望の方は、申込フォームよりお申込みください。
三宅 徹(写真家 / みやけ・とおる)
京都を拠点に、祭事や風景を中心に伝統文化を捉える写真家。
京都で生まれ育ち、地元の魅力に目覚めて写真を始める。
SNSでの作品公開がきっかけで書籍や観光誌の撮影を担当。
現在は撮影に加え、京都の歴史や写真技法に関する講演やコラムも行う。
京都観光Navi「京都四大行事」や各種庭園関連書籍、阪急電鉄車内誌「TOKK」など、多数の出版物・メディアで作品を発表。

・授与品 帯供養参列記念のお札
帯供養したことを証明するお札です。ご希望の方にのみ授与します。
供養に参加された方の家内安全や身体健全など幅広く祈願したものになります。名入れも可能です。
ご希望の方は申込フォームよりお申込みください。

4.開催概要
◆開催日:2025年11月22日(土)
◆時間:13:00~(受付 12:00~12:30) ※雨天決行
◆場所:寂光山 常照寺(京都市北区鷹峯北鷹峯町一番地)
◆参加費:1,000円(拝観料、抹茶・和菓子付き)
◆持ち物:供養対象の帯 または 帯の写真(データ不可)、数珠(お持ちの方のみ)
※供養対象の帯・写真をご持参いただかなくてもご参加いただけます
◆お申込みはこちら ➡ 申込フォーム
詳しくはこちらのページをご覧ください ➡ プレスリリース
皆様のご参加をお待ちしております